ロミアス生地を、型抜きしたら・・・
卵白が余り気味だったので、
ロミアス用のクッキー生地を作りました
レシピは、こちら ⇒ 「ロミアス」、という名の、お菓子の話 - 「コロレ」別館
で、今回は、
何となく魔がさして、
型抜きで仕上げてみることに・・・
本来、ロミアスはサルタン口金で絞り出して仕上げます
ロミアスについては過去に何度か話題にしていますので、こちら↓もぜひどうぞ!
上の写真では、
何となく、順調に
作業が進行しているように、見えるかもしれませんが
実際は、
も・の・す・ご・く・!!
大変でした。
口金で絞り出すことを前提としたロミアスのクッキー生地は、
バターの配合量が多くて、
クリームと呼んでもいいくらい、やわらかい仕上がり
型抜きするために、
冷蔵庫でバターを冷やし固めて作業をするのですが、
これが、あっという間に、
くてんくてんのやわらかい生地に戻ってしまうため
結局、冷蔵庫では間に合わず、
冷凍庫と作業台との往復に・・・
上の写真にも写っている通り、
作業は、ひっくり返したアルミバット上で行っています
バットの下には、
超強力保冷剤『氷点下パック』をセットしてあるにもかかわらず、
上記のような、苦戦を強いられる結果に・・・・・
室温が25度だった、と言うのが、最大の敗因かも・・・・・
それでも、まあ、
冷凍庫で固めれば、
型抜き作業自体は出来たんですが、
やり終えるまでには、思いのほか、時間がかかりました
焼成に際しては、
これだけやわらかい生地だと、
シルパンのメッシュに生地が入り込む可能性大だったので、
オーブンシート上で焼きました
上の写真のような、普通のクッキー生地なら、
シルパン上で焼く方が底に空気が入らず、まっすぐに仕上がるのでおススメです
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焼いてみたらば、案の定、
若干、中央が浮き気味に、反った焼き上がりになったので、
生地が熱く、軟らかいうちに、すこし木片で押さえてみました
効果のほどは、微妙でしたが・・・やらないよりは、ましだったかな?と。
この後、二枚ひと組で、
プラリネチョコをサンド。
チョコサンドクッキーの、出来上がり。
で、肝心の写真を撮り忘れるという・・・
さて、今回のテーマ、
『ロミアス生地を、型抜きで仕上げる』
ですが、
わたし的には、おススメしません。
作業進行上の不都合もさることながら、
ロミアスクッキー生地の美味しさが、
型抜きでは生かせない感じがしました
ところで、
馬嶋屋さんの新入荷商品で、
こんなものを見つけました
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サルタン口金が、
1,274円?!
しかも!ステンレス製!!
事件ですよ、これは!!!
やー、最近の馬嶋屋さんの新入荷商品は
めちゃくちゃ攻めてる感じで、
毎回チェックするのが楽しみです♪
5カ月越しの、シュトレン
5月14日の、母の日に、
昨年12月に作ったシュトレンの
最後の一本を、切りました
自宅用に、取り置きしてあったんですが、
何となく、切る機会を逃したまま、
クリスマス・シーズンが、終了。
そのままずるずると、年を越しそうになったため、
プレスンシールできっちり密封した後、
冷暗所にて、熟成させることに、したものです
忘れ去られていた、とも、言う。
シュトレンは、特に、年配のご婦人方に、
非常に受けの良いお菓子のようで、
実母・義母ともに、シーズンOFFにもリクエストされるほど
しかしながら、
クリスマス時期以外には全く作る気にならない不思議。
良いチャンスなので、
この機会に、カットして、
両家の母たちに、プレゼントすることにしました
まずは、粉糖で、お化粧直し
そして、カット
あ、ドライフルーツがだいぶ片寄ってますね・・・・・
真ん中に巻き込んだマジパンが、
いい感じの餡子になってます♪
ちなみに、若いシュトレンには、
マジパンの粉っぽさが残っています
こちらは↑ピスタチオのマジパンを巻き込んだシュトレン
作って、わりとすぐにカットしたもの
まわりの濃い緑がなじんで餡子状になったマジパンで、
中ほどは、まだ、そのままの状態です
残った端っこを食べてみましたが・・・・・
「味がなじむ」の域を通り越して、
パサパサ?もそもそ?に、なってました
そこで、
オーブントースターで焼き直し
そしたら!
めちゃくちゃおいしかったですっ!!!
端っこのほんのひと欠片でしたけど・・・
今回の熟成シュトレンは、
普通に粉糖をまぶして仕上げた物を、
何となく長期保存コース送りにしちゃったものでしたが・・・
ご覧の通り、
生地の水分を砂糖が吸い出してしまった感があるので、
その分、生地が乾いてしまってるのではないかと・・・
次回、長期保存するものは、
化粧仕上げをせず、作ったらすぐに、密封してみようと思います
さて、
今回のラッピングでは、
アルコール揮散剤なるものを使用してみました
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「一般家庭で個人が使用する」という意味では
気休め程度で使うのが無難かとは思いますが、
脱酸素剤と比べると、
なかなか使いやすくて気に入っています
ガスバリア袋でなくて良い、作業時間の制限が長い、等々
詳しい解説は、こちら⇒ アルベール(アルコール揮散剤)|商品紹介 | 鳥繁産業
ただ、
お菓子に密着させて使用すると、
アルコール成分がかなり強く移るように感じました
そのまま食べると、敏感な人は酔っぱらうかも・・・?!
今回は、シュトレンやミニタルトなど、
焼き直して食べてもらうことを前提としたお菓子に使用したので
気前よくぶっ込みましたが・・・・・
そのまま食べるお菓子、
例えば、マドレーヌやフィナンシエなどに使用する際は
じかに触れないように、封入方法を考えるか、
使用量を加減するか・・・
趣味の手作りお菓子の場合、
何週間も日持ちさせることを前提にはしていないので・・・
何か対策をした方がよさそうです
母の日に、プレゼント。
喜んでもらえたようで、
よかったです
『ナチュラルキッチン』さんのレーズンを、食べ比べ
『 こだわり食材 572310.com 』で、
レーズンを買ってみました
「572310」で、「粉に砂糖」という、しゃれが利いている・・・ようだ
たかが、レーズン。
されど、レーズン。
ナチュラルキッチンさんには、
レーズンだけで、9種類の取り扱いがあります
今回は、そのうち6種類をお試し購入
そこで、
当ブログ恒例(?)の食べ比べレビュー♪
まずは、
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今回購入した中では、
一番「普通のレーズン」に近い味だったと思います
かすかなレーズンの臭みと、口に残る ねっとり感
「レーズンが苦手」という方は、たぶんコレ↑が苦手なんだろうな、と、
妙に納得してしまう「レーズンらしさ」があります
房干しなので、一般的なレーズンよりは甘みが強いと思います
ただ、今回購入したレーズンの中で他品と比べると
味?香り?の印象は薄めに感じました
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その名の通り、マスカットの風味を強く感じるレーズンです
酸味と甘みのバランスが良く、
噛めば噛むほどじわじわ甘味が強くなっていく感じです
ややしっとりとした感触で、表面に多少ベタ付きがあります
商品説明に「グミのような食感で・・・」とあり、
日付の古いレビューにも、そのような意見が目立つのですが
私が食したものはそこまでの噛みごたえはありませんでした
【 オーガニック・オーストラリアン サルタナレーズン 300g 】
現在欠品中
今回購入した中では一番甘みを感じたレーズンです
商品レビューでも「とにかく甘い」と言う意見が目立ちますね
酸味はほとんどなく、
かすかに皮の渋みを感じました
個人的には、コストコのグリーンシードレスグレープを思い出す味だった・・・
【 オーガニック・ダイヤモンド・マスカットレーズン 300g 】
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今回購入した中で、一番感動したのがこちらのレーズン!
全体的にねっとりしていて、皮を感じません
ほどほどに甘く、淡い酸味、味の個性は強くありませんが、
それぞれに程よい感じで嫌味がないです
そして、このレーズンには、
爽やかで奥行きのある、何とも言えない、華やかな香りがあります
ただ、この匂い、
駄菓子の、安っぽい「ぶどうの香り」にも似ていて
良し悪しは、好みの分かれるところかもしれません・・・
【 オーガニック・ミッドナイトビューティ レーズン 300g 】
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見た目通り、濃厚なうまみのあるレーズンです
皮が厚めで存在感があるので、
食べ始めは皮の渋みが気になり、あまり実の味を感じませんが
噛めば噛むほど甘味と酸味が濃くなっていきます
ただ、粒の個体差が、このレーズンは特に大きくて、
その分、味の個体差も大きかったように思います
皮が分厚いので、小さい粒だと皮の味しか感じない・・・・・
ちなみに、
「レーズンが大大大好き!!!」
を公言する実弟家(夫婦二人と子供三人)では
満場一致で、この「ミッドナイトが一番おいしかった!!!!!」、
と言っていました
レーズン好きがはまる味、なのかもしれません
【 グリーンレーズン 200g 】
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そして、最後に、グリーンレーズン
私が撮った写真では、かなり渋めの色に写ってますが、
実物はもう少し鮮やかな黄緑色をしています
かといって、商品写真ほど鮮やかな黄緑色でもないかな・・・?
さわやかな酸味のあるレーズンで、
後味にも残るほど、酸っぱさが強めのレーズンです
かなりしっかり目に乾燥されているので、
食感に、しっとり感とか ねっとり感は無く、
味も感じにくいのですが、
その上、すべてを帳消しにするくらい酸っぱいですし・・・
実のところ、ミッドナイトより甘いかも?と思うくらいの甘味もあります
以上が、
それぞれのレーズンの感想です
左から;ミッドナイト・房干しトンプソン・オーストラリアンサルタナ・サンマスカット・ダイヤモンド・グリーン
で、
食べ比べて感じた味の違いを、私の感覚で並べてみると・・・
≪ 甘味 ≫ 甘味の強いものから順に
オーストラリアンサルタナ ⇒ サンマスカット ⇒ ダイヤモンド
⇒ 房干しトンプソン ⇒ ミッドナイト ⇒ グリーン
≪ 酸味 ≫ 酸味の強いものから順に
グリーン ⇒ サンマスカット ⇒ ダイヤモンド
⇒ オーストラリアンサルタナ ⇒ ミッドナイト ⇒ 房干しトンプソン
≪ 香り ≫ 香りの良いものから順に
ダイヤモンド ⇒ グリーン ⇒ サンマスカット
⇒ オーストラリアンサルタナ ⇒ ミッドナイト ⇒ 房干しトンプソン
のような感じでした
ただし、先にも書いたように、
これらは私個人の感想です
科学的な数値による判断ではありません
特に、食の好みは人それぞれなので・・・・・
また、農産物の宿命とでもいいましょうか、
商品レビューを眺めていますと、
製品ロットや入荷時期によって、
かなり品質にばらつきがある様子がうかがえます
個人的にはナチュラルキッチンさんの製品管理体制を信頼していますが、
商品購入の際に同梱されるチラシの内容から、努力の様子がうかがえます
中には「ハズレ商品」もあるようだ、
と言うことをお伝えしておきます
ですが、わたし的には、
今回購入したレーズンはどれも本当においしかったです!
なにより、見た目は似たようなレーズンなのに、
ちゃんと個性の違いがわかる、というのが面白い!!!
『こだわり食材 572310.com』さんのレーズン、
おすすめです♪
5月20日から開催されるお買い物マラソンでは
レーズンの割引セールもあるようです
もっとお手軽にレーズンの食べ比べを楽しみたい方には
こちらがおススメ!
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カリフォルニアレーズンと、
今回ご紹介したミッドナイトビューティレーズン、オーストラリアン・サルタナレーズン、
サンマスカットレーズン、ダイヤモンドマスカットレーズンの
5種が入ったレーズンミックスです♪
なぜか、『こだわり食材 572310.com』さんでは売っていない、夢の商品です