なつじかんのお店にお届けしている王様パイ
手を変え品を変え、
毎回色々なアレンジを加えたガレット・デ・ロワを作っています
これらのアレンジレシピは
参考となるはっきりとしたレシピがあるわけではなく
いろんなお菓子のバリエーションからアイデアを得て
自分で配合を模索しつつ制作しています
そのため、場合によっては
副素材の味が濃かったり、薄かったり
副素材同士が合わなかったり、少なかったりetc。。。
いろいろと反省点があったりするわけです
さて、今回は紅茶と栗のガレット・デ・ロワの反省会
メインの紅茶風味のアーモンドクリームは
香りもよく、いい出来だったと思います
使った紅茶はリプトンのアールグレイ
アールグレイの香り、というのは
実のところベルガモットのにおいで
紅茶の香りではないのですが、
焼き菓子に使うと、
最も紅茶らしい香りを連想させるため
私はアールグレイを使っています
今回は200gのアーモンドクリームに
2gの粉末茶葉をいれましたが
加える粉末紅茶もこのくらいの量でよさそうです
パイを切った時、クリームが想像以上に濃い茶色で
ちょっとオドロキましたけども・・・
たった2gでこの威力、すごすぎ!
次に
栗の渋皮煮
これはちょっと少なかったかも
栗の渋皮煮は、写真の通り
6等分した場合に一切れに1個半入る予定で作りましたが
実際には12等分して食べたので
ひときれに1/2個強しか入っていない計算に・・・
私が当たった一切れは・・・
こんなん、あかんやん!!
さみしすぎるーっ!
次回はドーナツ状にぐるりと配置し
どこを切っても渋皮煮がゴロンと出てくるようにしよう、と
固く決意しました
最後にパイ生地
こちらのパイに合わせたのは普通折込のパイ生地
普通折込のパイ生地レシピも自分なりにアレンジしたものを使用しています
一般のパイ生地レシピは塩の量が少し多いような気がして
分量を減らしてパイ生地を作ってみました
塩の量が多少減っても生地作りや折込に影響はありませんでしたが
仕上がったパイ生地の味が少し物足りないものになった気がします
普通折込のパイ生地は、
折込中にどんどん打ち粉を吸い込むので
即席パイ生地や逆折込よりも塩の量を多めで仕込む方がバランスが良いようです
仕上がった生地の塩けが少ないと、パイ全体の印象がぼやける事態に・・・!
「塩味」って、大事なんだなぁ、と再認識しました
明日はピスタチオクリームとチェリーのガレット・デ・ロワを
反省したいと思います