「デイリーズマフィン」を参考に、マフィンを作ってみた
やっと借りられました
「デイリーズマフィン 」
図書館で予約待ちすること、半年以上
(たしか予約した時点で12人待ちだったような気が・・・)
随分待たされましたが、ついに我が家にやってきました!
フウ (ー。ー)y― ~ ~ カリモノ ダケドネ
では、早速、中身を拝見♪
レシピは
デザートマフィン(30種)
おかずマフィン(17種)
スペシャルマフィン(3種)
の、三部構成で計50種類・・・なん・です・がー
ざっと見たところ、
生地のバリエーションはデザート系用とおかず系用の
二種類のみ・・・?
例えば、
デザート系の方では
ベースは基本的にプレーン生地、で、
フィリングやトッピングで変化をつけるパターン
アレンジごとにマフィンの甘さを変えるなどの配慮は無く
一様に同じ生地が使われています
マフィンでありがちな
ココア生地やコーヒー生地などのレシピはナシ
紅茶や抹茶の生地レシピはありましたが、
プレーンと同じ材料に紅茶葉や抹茶を追加しただけ、という・・・
うーん、、、
(; ̄ー ̄)...イイタイ コトハ イロイロアル ガ...
ま、とりあえず、
作ってみます
バターに砂糖類を入れて混ぜ合わせた後、
ヨーグルト、卵を加え、更に混ぜ合わせ・・・
粉と牛乳を交互に加えて、生地が完成!
と、
生地の出来上がりまでかなり端折ってますが
粉や牛乳を加える手順は、特に変わったところは無く、
まあ割と普通のマフィンの作り方と同様だと思います
今回作ったのはチョコチップマフィン
実は、レシピ本には無かったアレンジ
プレーン+バニラシュガーではちょっとさびしい気がしたので
(かといってフィリングを作る余裕もなく・・・)
適当にチョコチップを投下しました
さて、
出来た生地を型に詰めます
本ではスプーンで生地を落としていましたが、
私は絞り袋を使用
本の通りにスプーンとかで生地を盛る方が
てっぺんがでこぼこした、マフィンらしい形に焼き上がるとは思うんですが
絞り袋の方が速いんで・・・
モウネ (ノ´▽`)ノ... スプーンダト イラット キチャウノヨ !
本では直径7cmの6個取りマフィン型が使われていました
あれは、おそらく千代田金属の型ですな
とか、訳知り顔で言わずとも、
千代田の型は特徴的なので、知っている人ならすぐに分かりますよね
現在はクオカさんの抽選販売でしか購入できない品のようですが
巻末の材料提供にクオカの名前が入っていたので間違いないでしょう
グラシンは、たぶん9号
「たぶん」と書いたのは、本にははっきりとした記述がないからです
全く本の通りに作る人ばかりじゃないんで
そこまで細かい記述はいらないのかもしれませんが、
個人的にはこういうツメの甘いところは気になります、すごく
とか、文句を言ってる割に
自分は、というと、
ブリキのカップケーキ型 + 8号グラシンというサイズ違いでチャレンジ♪
レシピは9号型6個分の生地のようですが、
8号で作ると・・・
12個とれました
w(*゚o゚*)w ワオ
本の方ではマッシュルーム型に焼きあげるため
型からはみ出すくらい、もりもりに盛ってましたからね
私はグラシンから焼成後にも生地がはみ出ないように
控え目に生地を入れるようにしてますし、
~~-y( ̄▽ ̄*) ブリキガタハネ ミズアライスルト アトガ メンドウ ダカラ ネッ
生地にはチョコチップが入っている分
多少カサ増しされた、というのもたくさんできた理由だと思います
で、焼成
190度20分(うちのオーブンでは200度25分でコレ↓)
通常のマフィンよりも高温で焼き上げるんですね・・・
この本のキャッチが「外はカリっと、中はしっとり!」なんですが
たぶんそうなる理由は高温で焼き上げるからだと思います
材料的にはヨーグルトを加える、ということ以外
特に変わった点は無いので・・・
断面はこちら
ぽっこり、穴があいているのは私の腕が未熟なせいよ・・・
結構目が詰まった感じですが、
本の中にあった断面写真も概ねこんな感じだったので
こういうもんなんだと思います
味のほうですが、、、普通においしいです
特に今回はプレーン生地にチョコチップを加えただけなので
目新しさが無い、というか、
ありがちなマフィンに仕上がった感はありますが・・・
外かりっ!中しっとり!というのも、できたて時の話で
翌日には全体的にしっとりしたふつうのマフィンになってました
■ 総評 ■
冒頭にも書きましたが、ベースになる生地のレシピは2種類だけです
ただその、ベースになるデザート・マフィンの生地は、というと
クオカさんで紹介されている基本のマフィンとほぼ一緒です
ちょっと小麦粉の量が少なくて、
ちょっと砂糖の量が少なめで、
ブラウンシュガーを使用していて
ちょっとヨーグルトもはいってるかな?
という程度の違いで・・・
この「ちょっと」の差が大事なのかもしれませんけども・・・
で、ブラウンシュガーに関しては
手元にcafe-sweets vol.108に載っていた
小嶋ルミさんのマフィンレシピがあるんですが、
ブラウンシュガー多めでグラニュー糖と併用するところが似ています
レシピ自体も、結構似ています
おんなじモノを作ってるんですから、
似るのは当たり前っちゃあ当たり前なんですけどもね
レシピ内容を総合すると
若干水分量の多い生地に仕上がる、ということでしょうか?
それゆえに通常の焼成温度(180℃)よりも高い
190℃での焼き上げが可能になるのかな・・・?
で、その結果が「外カリッ、中しっとり」になるのかな?と
さて、生地は2種類だけですが、
副素材を使ったマフィンの種類は豊富な本だと思います
アレンジの方法としては、
チョコブロックやフルーツを、生地を詰める際にねじ込んだり、
あとはクリームパン的な感じで
マフィンの中にチーズクリームなどを絞り込む方法などなど、、、
それぞれがバリエーション豊かに紹介されています
ただそれゆえに、
プレーンなバニラシュガー・マフィンはともかく
(いや、これすらも、バニラシュガーを作るところから始まりますけども)
その他のアレンジは、
まずフィリングを作ってから、の作業が中心なので
まったくの初心者には敷居の高いレシピ本ではないかな、と感じました
個人的にはマフィン本の「二冊目」におすすめ・・・かな?
一冊目で生地のアレンジを学び、
二冊目でフィリングの展開を学ぶ、みたいな位置づけですね
素材の組み合わせ方や各種クリームの作り方、副素材の下ごしらえなど
アレンジ・マフィンのレシピは、とにかく豊富なので、
生地ではなく、フィリングで変化をつけたい、
という方にはお宝本だと思いました