さあ、それでは、
失敗したシュトレン・ショコラのお話をしましょーか
何が失敗だったかというと、
でろんでろんの生地が出来上がっちゃったんっすよ
Σ(゚口゚; ナンデストー!
具体的には、
こんな感じで・・・
もうね、生地をまとめて保存容器に入れるのに
ほんっっっっっっっとーーーーーーーにっ!苦労しましたっ!!!
手とか、もう、べっとべとですよ
(*´ο`*)=3 ハフゥン・・・
なんでこんなことになったのか
心当たりがありすぎて、
検証するのも、うっとおしい感じなんですが・・・
誰かの、何かの、お役にたてるかもしれないので
一応書き挙げておきます
心当たり、その1 - 小麦粉の銘柄を変えた
使用する粉を「リスドォル(外国産小麦)」から
「E65 (北海道産小麦)」に切り替えました
一般に国産小麦は吸水率が低く、べたつきやすいと言われています
外国産小麦のレシピを国産小麦で使う場合は
1割くらい水を減らすのが普通みたいですが
これまで使っていたレシピ通りの水分量で仕込んでしまったのが原因かも?と
国産小麦は水分量を減らすべき、という考えは
頭の片隅にはあったんですよ・・・
でも今回は、「シュトレン・ショコラ」ということで
小麦粉の一部をココアに置き換えてありまして、
ココアを加えた生地は固くなりがち、というか、
締まった生地になる印象があったので、
変更なしで作ってみたんですね・・・
でも、それが、まずかったのかなぁ?
と、いうのが、まずひとつ
心当たり、その2 - オレンジーペーストを増量した
今回はチョコレート生地だし、
もう少し柑橘系の香りを強くしよう!と思い立ち
その他の分量を見直すことなく
オレンジペーストとレモンペーストを増量しました
これまでの合計20gから一気に30gまで
私が作っているペーストは、
はちみつよりゆるいくらいの粘度なので
結果的に水分を増やしたことになってしまったのかも・・・?
心当たり、その3 - アーモンドパウダーをペーストにした
アーモンドパウダーと バニラシュガーで作る「マジパンもどき」。
事前に練りあわせる作業がめんどいなぁ、と思い
数回分をまとめてミルサーにかけました
そしたらば、混ぜる、を通り越してペーストに・・・
これはこれで、アーモンドの香りが強く濃くなって
とてもいい案だったと思うのですが
水分を吸う側だったアーモンドパウダーが
油を出す側のペーストになったことで
これまたべたつきの原因になったのかも、と思わなくもないわけです
心当たり、その4 - イチジクの赤ワイン漬け
チョコレートのシュトレンを作るに当たり、
ドライフルーツがプレーン生地と同じではつまらないな、と思い
参考レシピを物色しました・・・
そして、こちら↓の本の
「真夜中のシュトーレン」という
チョコレート・シュトーレンのレシピを参考にして
イチジクを使ってみることに・・・
赤ワインに漬けこんでおく、ということだったので
1/4に切ったものを漬けこんでおきましたが・・・
でろでろ???
∑( ̄[] ̄;)! ナントッ!!
「漬けこんだドライイチジクを1/4に切る」の間違いだったかも・・・
一応ワインから引き上げて、固そうな実を混ぜ込みに使いましたが、
イチジクに吸い込まれた水分で生地が、すべる、すべる、
まとめるのに苦労しました・・・
いずれにしても、ドライイチジクに限らず、ドライフルーツは
銘柄や品種によって随分と質感が違うので
(ということに、この後気が付いたんですが・・・)
使用するドライフルーツの状態をよく見て、
出来上がりをきちんとイメージして下ごしらえすることが大事な気がします
さて、
「心当たり」は、こんなもんでしょうか・・・
ハッ!┐('~`;)┌ ココロアタリ アリスギ!
暇とお金があれば、一つ一つ検証していくんですが
そんな余裕はないので・・・
ただ、出来上がったものの味は悪くは無かったです
(↑私が一番嫌いな言葉ですケド)
こちら↓が切り口
結局、
「失敗」と言っているのは「生地がゆるく、べたついた」という部分であり
原因が何であれ、そこを解消するには「水分量を減らせば良い」、という
ただ一つの結論に至りました
次回(シュトレン・ショコラ 2回目)は
生地を練る際の牛乳の量を50gから40gに減らしてみようと思います、、、
と、いうことで、40gに減らして作ってみましたが
まだ、すこし、生地がべたつくみたいなので、
その次の回(シュトレン・ショコラ 3回目)は更に減らして
30gでやってみようと思っています(←今ココ)
でも、なつじかんの店長に
「ふつうのんが、おいしい」って言われちゃったんだよね・・・
Σ( ̄Д ̄;)!!!!!
しょぼーん・・・