今年三枚目の、王様パイ(=ガレット・デ・ロワ)
友人宅へお邪魔する際の手土産として、焼きました
今回は、
初心に帰り、
プレーンで
余計なフィリングは入れていませんが、
クリームは、
アーモンドクリームにカスタードを加えた
「フランジパーヌ」にしてみました
前回、洋ナシバージョンを作ったときに、
ちょっとアーモンドクリームのぱさつきが気になったので・・・
ちなみに、この「フランジパーヌ」
レシピによって、加えるカスタードクリームの割合がかなり違います
今回はアーモンドクリーム総量の1/4量を加えました
(200gに対し、50g)
今回も、ひねり閉じで。
最近は、パイの層をこわしたくなくて、
周囲をあまり強く抑えていないのですが、
20cmサイズに250gのクリームをつめても
↑ このクリームの量は、わりと多目だと思います
この「ひねり閉じ」のおかげか、
クリームの流出事件は発生しませんでした
本当は周囲をきちんと、小刻みに閉じていくものなんですが
このお花型が好きなので・・・・
生地は、逆折込パイ生地。
焼き色・形、ともに理想に近い出来で、
今シーズン、一番納得のいく焼きあがりでした
フィリングも、
しっとりと「クリームらしさ」の残るまろやかな焼き上がりで
求めていたとおりの仕上がりになったと思います
実は昨シーズン、
ポンポネット型で作るマロンパイにはまった時のメモに
「フランジパーヌにすると味がぼやけるので
アーモンドクリームのみで作ること」
と自分で書いていたんですが・・・
「ガレット・デ・ロワ」のレシピとしては
しっとり目に仕上がるフランジパーヌのほうが
美味しくいただける気がします
ミニパイに比べ、クリームの量が多いのでね
好みの問題ですけど。
それなりに満足した今回の出来ですが
それでも改善したい点が、あれこれ、あります。
わたしは、もうかれこれ、20年近く
ガレット・デ・ロワを焼いていますけども、
まだまだ、悩みは尽きません・・・・・
でも、今シーズンはこれが焼き収めかも・・・・・