贈る、『ロールケーキ』 -トレーで、ひと切れラッピング-
昨日は、
フィルムで巻く、一本ラッピングをご紹介しましたが・・・・・
pour-les-petits.hatenablog.com
カットしたひと切れをプレゼントしたい、
というときには、
専用のトレーを使うと便利です
・・・と、こちらブログで紹介されていたのを、丸パクリ
|
そう!!小売されてるんですよっ!!!
こんなものまで、買えるんです♪
で、
このまんまロールケーキだけ入れるのでは味気ないかなー、と思い、
トレーシートに乗せてみました
|
クリームがあちこちくっつかないように、
防湿セロファンをのせて・・・・・
|
と、ここまでは良かったのですが 、
サイズ的にはジャストなオーピーパック 13-18にセットしてみたらば・・・・・
と、これも↑こちらのブログからの情報
|
うーん、カツカツすぎ???
トレーシートに乗せると、移動しやすくてよかったんですが
トレーからはみ出したシートがゴワゴワしてあまり見掛けが良くない上、
サイズ的にもかなりカツカツで、
袋に入れるときに結構苦労しました
で、
リベンジ。
横幅を広げて、オーピーパック 15-20で。
|
・・・・・・・。
袋詰めは簡単になりましたが、
いまいち締まりがないですねぇ・・・・・
トレーシートに乗せてあると、
食べる時にもお皿に移し替えるのが楽で、
食べやすいかなぁ、という考えもあったのですが、、、
なんか、
余計なことをしない方が、すっきり仕上がりそう・・・
(。-_-。) ショボーン・・・
もうちょっと、
市販のロールケーキを参考に、
ラッピングの研究をしてみようと思います
それにしても、いい時代になりましたよね・・・・・
通販で、ホントに何でも、そろっちゃう♪
贈る、『ロールケーキ』 -フィルムで、ラッピング-
さて、
出来上がったロールケーキ、
どうしましょう?
当方修業中につき、
週1~2本のペースでロールケーキを作っています
幸い、試食希望者が大勢控えているので、
端っこの味見用を残して、
順次、おすそ分けで、消費されております
全部自己消費してたら、大変なことに、なっちゃうんで・・・・・
ただ、
ラップでくるんで渡すのは清潔感にかけるし、
かといって、
毎度々々、専用箱に入れるというのは、
さすがに、大袈裟
|
安くても、箱だけで1セット50円弱はしてしまう・・・
更には、台紙なども必要になりますしね・・・
そこでおススメなのが、
OPPフィルム包み!
私はキャンディ包みにしてますが、
端をきちんと折りたためば、カチッとした雰囲気にもなります
使っているのは、
あと、クリームのにじみ止めに
防湿セロファンを、貼り付けています
まずは、端をカットします
カットに使用している道具は、こちら
100均のセリアで購入したお皿立て
ホームセンターの木材売場で購入した、まな板代わりのMDF材ボード
波刃包丁と包丁温め用のお湯を入れる牛乳パック&拭き取り用ペーパーナフキン
ロールケーキを移動するためのパレットナイフ
|
余談ですが、こちらのパレットナイフ、
短め&幅広で、ロールケーキのリフトに最適!!!
用途多彩で、超おススメ!!
お皿立てですが・・・
端をなるべく垂直にカットするためのガイドとして使用しています
こんな感じ↓で。
まー、期待する程はまっすぐに切れてなかったりもしますが、
それでも、
ガイド無しでカットするより、断然安心感があり、マシな仕上がり…だと思っています。
また、
カットに使用するナイフは
お湯等でほんのり温めると、ケーキが切れ易くなります
ただ、
波刃包丁が浸かるくらい背の高い容器って、
台所には案外無いんですよね・・・
と、いうことで、私は牛乳パックを使用
ナイフを温めすぎると、クリームが溶けだすので
個人的には人肌より少し暖かい程度(45度くらい??)を推奨
カットの度にお湯につけてナイフを洗いつつ、温め直します
使用前には汚れと水分をきちんと拭き取りましょう
両端をカットしたら、
クリーム部分に防湿セロファンを貼って・・・
今回は両端2切れ+1切れの、合計3切れ分取り分けたので、
ちょっと小さめになっちゃいましたが・・・・・
(測り忘れたんですが、多分、長さ13㎝くらい)
短いカットの場合、小さめの丸レースペーパーの方が合うような気もする
↑防湿セロファン
コレを貼っておくと、クリームでレースペーパーやラッピングが汚れるのを防げます
|
フィルムの端が中心に来るようにロールケーキを移動しつつ、
くるりと巻いて、シールで止めます
位置合わせでは、レースペーパーごとケーキを移動♪
レースペーパーを敷くと、見た目もグレードUPするし、移動も楽々で、一石二鳥
具合よく端をねじり上げて、
モールで止めれば、完成!
こちら↓は、後日、
小サイズOPPフィルム&丸レースペーパーで、デコしたもの
小さいサイズはこのほうが落ち着きますね
ロールケーキフィルムには、
茶色いラインのものもあります
さて、
今回の『端っこ』ですが、
「端っこでいいから、ちょうだいっ!」というリクエストにお答えして、
トレーを使った『ひと切れラッピング』に挑戦しました
このお話は、また、後日・・・
ちなみに、今回のロールケーキは
『ミルク・ガナッシュのプラリネ・クリーム巻き』
美味しかったですが、カットした見た目は・・・微妙かな・・・?
生クリーム入りの、共立て生地
引き続き、ロールケーキの修行中。
今回は、自家製粒あん入り
これまでの成果としては、
割れない生地作りのコツとか・・・
pour-les-petits.hatenablog.com
生地の焼き色をはがさない裏ワザとか・・・
pour-les-petits.hatenablog.com
割れにくい巻き方の工夫とか・・・・・
pour-les-petits.hatenablog.com
あれやこれやの、工夫と努力が実を結んで、
とりあえず『見た目の失敗』は無くなりました
目下の修行項目は、
『レシピと、仕上がりの違い』
始めは、最もシンプルなレシピからスタートした
私のロールケーキ作りですが・・・
表紙写真の一番左に写っているのが、
私が参考にしていた、『石塚伸吾シェフの「純生ロール」』
実は、Amazonの「なか見!検索」で
レシピの一部始終を見ることができます
こちら↑の生地に不満があったわけではないのですが、
共立てロールケーキ生地では、
生クリーム、牛乳、バターなどが少量入るレシピの方が主流(?)でして、
じゃあ、これらが入ると何が違うのかな?ということで、
作り比べをしています
ただ、こんな風に思ったのは私だけではなかったようで・・・
同様の質問がいくつか投稿されていました
とりあえず試してみたのは、生クリーム入りの生地。
卵二個で作る共立てのレシピに対し、
生クリームを30g、
単純に、その他の変更なしで、追加してみました
結論だけ箇条書きにすると・・・
- 生地作りにおいて、泡立てた全卵の泡が消えやすくなるので、
混ぜる回数が減ります
- 水分量が増えるので、生地がよりしっとり仕上がります
- 水分量が増えるので、生地表面がべとつきやすくなります
(よって、表巻きをするには、難易度が上がります)
- 食感は、入れない場合と比べると、歯切れが良くなります
- 味的にはややコクがあるというか、「生地の味」を感じやすくなる気がします
決定的な違いは、
生クリームの油分で全卵の泡が消えやすくなり、
生地を混ぜる回数がかなり減ることでしょうか
生クリームを入れない場合では、
しつこく混ぜることで形成されるグルテンにより、
粉同士がしっかりつながった、もっちりした食感を作りだしますが、
生クリームを入れた場合には、
混ぜる回数が減り、グルテンも形成されにくくなるので、
つながりがもろく、ややさっくりした食感につながるのかな?と。
ここで言う「さっくり」とは、あくまで
「もっちり、よりも歯切れが良い」という程度の意味です
クッキーなどのような乾き菓子並のさっくり加減とは、全然違います
念のため。
それらが結果的には、食した際の味の感じ方にも影響している気がします
両者を食べ比べてみると、結構違いがあるので、
どちらの生地を選ぶかは、
巻き込むクリームとの相性で決めるのが良いかな?と考えています
上質な生クリームを泡立てただけのシンプルなレシピには
余計なものを入れないシンプルな生地が合う気がしますし、
生クリームにチョコレートなどを入れてアレンジしたり、
フィリングとして何か加えた場合には、
ややリッチな生クリーム入りの生地の方が釣り合う気がします
好みの問題も、ありますが・・・
ただ、
生地がしっとりしすぎる点は、ちょっといただけない
裏ワザを駆使しても、焼き色がハゲハゲに・・・・・
あと、食べた感じがなんだか水っぽいかなぁ・・・?
焼成温度や、焼成時間、焼成後の扱いなどを試行錯誤してますが、
焼き面がべたつく問題は、なかなか改善しません
庫内が広いオーブンや、乾燥しがちなガスオーブンなら、問題ないのかもしれませんが・・・・・
と、いうことで、
次回は、加える生クリームの量を
少し減らして作ってみようと思っています