今日は
そして、「シュトレン作り」の最終回です
シュトレンが焼き上がった翌日、
粉糖をまぶしてお化粧し、最後の仕上げを行います
仕上げのお化粧は、
粉糖一層のみ、が手作りでは主流かと思いますが
粉糖を二回まぶす、とか
粉糖の前に、グラニュー糖をまぶす、とかいうレシピもあります
先にグラニュー糖をまぶす際には
焼き上げてバターを塗った直後にグラニュー糖をまぶしておき
後ほど粉糖をまぶす、という手順なんですが
これをすると、その後にまぶした粉糖との色の差で
カビがわいて出た様なつぶつぶ模様が出るんです
これがねぇ、見るたびに「どきっ」とするビジュアルなんですよ
ですので今回は、粉糖一層のみで終了することにします
それでは作業に入ります
私は粉糖をまぶしたシュトレンを
ラップにくるんで保存しています
ただ、市販のラップは乾燥に弱いみたいで
粉糖に水分を奪われると極端に破れやすくなるようです
なので、始めから
ラップを二枚重ねて敷いた上で作業するようにしています
シュトレンを置く前に
粉糖を敷いておき
その上にシュトレンを置いたら
更に上から粉糖を振りかけます
量は結構適当ですが
足りなければまた振りかければいいので
少なめで・・・
次に、手で粉糖を押さえつけるように
全体にまぶしつけます
あとはきっちりとラップに包むだけ
上のラップでキャンディ包み
下のラップで全体を締めるようにピッチリと包んで
できあがり!
今回はこちらのオリゴ糖入り粉砂糖をそのまま使用しお化粧をしましたが
使用する粉糖にバニラシュガーを混ぜたり
スパイスを効かせたりするレシピもありました
お化粧用の粉糖をアレンジすれば、更に個性的なシュトレンになりますね
さて、
プレゼント用にはもうひと仕事
今回はラッピングもお試し仕様
オーブンシートで包んでみました
本来は天板に敷いたりするクッキングペーパーと同じような商品ですが
未晒しな感じがナチュラルで、
ただならぬオーラがあるんですよ(笑)
食品用ということからお菓子のラッピングにも安心して使えるのが◎!
ただ、いつものようにラベルを張ろうと思ったら
シールがくっつかなかった点だけが計算違いでしたけども・・・
これにクリスマス仕様のラフィアなどを巻いたら
立派なギフトになるんじゃないかと画策中
さて、今回のシュトレンですが
わたし的には60点/100点満点
何といっても水分不足と発酵不良がいただけません・・・
断面はこんな感じになりました
私は、
発酵の足りていない部分が餡子状にむちっとするのが「イヤ」なんです
市販品やレシピ本の断面を見る限りでは、
こういう「むちっ」としたシュトレンは多いみたいなんですが
ってか、
そいういうシュトレンの方が正統なのかもしれませんが
わたし的にはさっくりと歯切れのよいシュトレンを目指しているので
個人的には今回の出来は評価低めです
ちなみに、
発酵時間をかなり長めにとった前回のシュトレンはこんな感じでした
発酵の状態に関してはこちらの方が理想的な出来だったと思います
あ、自分で食べる用には粉糖振ってません
摂取カロリーに対する、ささやかな抵抗・・・(無駄ぢゃ!←天の声)
■ 今回の反省 ■
今回は生地が横に流れすぎるのを防ぐため
セルクルをはめたまま焼成に入ったのですが
そのせいで断面が妙な箱型になってしまいました
次回はセルクルを外して焼いてみようと思います
漬け込みに使った赤ワインですが
焼成前に味見した時には「まじウマ!!」と感動したものの
焼成後には香りも味も飛んでしまって、効果薄だった気が・・・
グリーンレーズンの色が濁っただけ損した感じなので
次回はグランマニエでトライです
初参加のクランベリーは、
食べた時にそれとわかる存在感はないものの
程よい酸味が心地よく、私はとても気に入りました
今後ドライフルーツはこの組み合わせで行こうと思います
ただ、商品によっては皮が固く口に残るものもあるので
質の良いものを選ぶことが大事かも・・・
さて、準備も含めて一週間以上かけてご紹介したシュトレンですが
いかがだったでしょうか・・・?
「カンタンだと思うの♪」と言いつつ書きはじめた記事でしたが
こうやって書いてみると結構手間かかってますね・・・
でも、がんばって作るだけの価値は絶対にあります
この時期の手作りお菓子としては断トツでおススメ!
日持ちするのでプレゼントとしても使いやすいですし
自分では買わない、という人が多いので差し上げるとかなり喜ばれます
ちゃんとしたシュトレンをお店で買うとかーなりお高いですからね・・・
ぜひぜひ皆さんも、
自分好みのシュトレンを作ってみてください♪
私のシュトレン・チャレンジもまだまだ続きますので
その都度UPしたいと思っています!
今後もぜひお付き合いください♪