「コロレ」別館

サイト「コロレ」のブログ出張所です

何気ない日々をいろどる、ちいさなニュースを、つぶやいています

泡立て器の、選び方

多少なりとも、

料理やお菓子作りをたしなまれる方にとっては

必須のアイテム

 

それが・・・

 

「泡立て器」

 

スーパーでもホームセンターでも、

なんなら100均ででも・・・、

買おうと思えば、どこででも買える品ではありますが

こだわって購入するなら、

私の一押しは、コレ↓ですf:id:maiko1970e:20160223223050j:plain

 

《マトファー》ホイッパー【25cm】
価格:2700円(税込、送料別)

フランスの調理・製菓道具ブランド「マトファー」のホイッパー

 

このホイッパーをおススメしたい理由はいろいろあるんですが

それをお話しする前に、ここで今一度、

道具としての「泡立て器」を見直してみたいと思います

 

さて、みなさん、

「泡立て器で、泡立ててますか?」

浜村淳の口調でねっ←関西のおばちゃんにしか分からないかな?) 

 

 「泡立ててますけども、なにか?」とおっしゃる方は、

この部分はスルーしてください・・・

 

「そういえば、泡立て器で泡立てる事って、あんまりないなぁ」

とおっしゃる、そこのアナタ!

そうなんです! 

( * ̄▽ ̄)人( ̄▽ ̄* )キガアウネッ!  

 

実は一般家庭のお台所で、

「泡立て器」が「泡立て器」として活躍する場面って

そんなに多くないと思うんですっ!

 

例えば卵をほぐしたり。

お好み焼やホットケーキなどの、小麦粉生地を混ぜ合わせたり・・・

泡立て、というよりは「撹拌」する作業にこそ、

泡立て器は活躍していると思うんですよね

 

ではここで、

プロ向け商品のラインナップをご覧ください

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ちょっと小さくて見にくいかもしれませんが

プロ向け商品における売り文句は

「耐熱」(煮沸消毒が可能である)

「防水」(煮沸消毒が可能で、柄の中に水が入らず衛生的&洗浄後すぐに使える)

「高強度」(破損による異物混入の危険がない or 少ない)

 

そして、商品概要として、

「線の本数」が記載されているものも、

少なからずあります

 

この「本数」でなにが変わってくるか、というと

「泡立ちやすさ」が変わってきます

 

線の量が増えると、素材への引っかかりが増え、

その分、空気を含ませることができるので

素早く泡立つ、と言えるのです

 

その、

「線の数が多い」素早く泡立つ系ホイッパー代表が

こちら↓

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マポールの35cm泡立て器

 

ワイヤー数は15本

かなり細めで、よくしなるのも特徴

ひと振りで、普通の泡立て器の3振り分くらいの威力がありそうな・・・

 

この種の泡立て器は、

卵白や生クリームなど

液体状の素材を泡立てるのには最強です

 

ですが、

ワイヤーの本数が多くなると、

その分サイズが大きくなる傾向にあり

ワイヤーも、

細いとはいえ本数が増えるとその分重くなります

 

 

それとは反対に、

ワイヤー線径が太く、本数が少ない事を売りにしている商品もあります

その代表が、こちら↓

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写真はマトファーの30cmサイズ

今回おススメしているものよりワンサイズ大きいホイッパーです 

《マトファー》ホイッパー【30cm】

《マトファー》ホイッパー【30cm】
価格:3,240円(税込、送料別)

 

ワイヤーが太いのが特徴で、本数は8本

 

持ち手は、

マトファー社が開発したエグゾグラスという

耐熱性と耐久性を高めた複合プラスチックで出来ており

軽量でありながら、頑丈なつくりです

 

この種の泡立て器は

バターやクリームチーズをすり混ぜるなど

少し硬さの残る生地を撹拌するのに最適です

 

小麦粉生地を撹拌するにも、

ワイヤーへの引っかかりが少なくて済むので

グルテンがでるのを軽減できるメリットもあります

 

また、作業後、

粘りのある生地がワイヤーに絡む量も

本数が少ない方が少なくてすみますし、取り除くのも楽です

 

 

さて、

以上の2点は、

同じ「泡だて器」というくくりの中で

特に用途に特化した、極端な例ではあります

 

両極端すぎて、

マポールの方はバターやクリームチーズを練るのが苦手だし、

マトファーの方は生クリームの泡立てが苦手だし、

と、

得手不得手がはっきりと分かれます

 

ただ、

家庭用を選ぶ時にも、

使用用途を、ある程度絞って選ぶと

快適な泡立て生活(?)が送れること、請け合いです

 

家庭用に市販されている泡立て器の大半は

「素早く泡立ちます」

というのを売りにすることが多く

どちらかというと「泡立て専用」に近い仕様のものが多いのですが、

冒頭でお話しした通り、

泡立てよりも撹拌メインで使っている、とおっしゃる方には

何と言ってもプロも認める品質のマトファー製が断然おススメです 

 

また、家庭用、ということであれば

市販でよくある30cmサイズよりも

こちら↓のような25cmサイズの方が使いやすいと思うのです

《マトファー》ホイッパー【25cm】
価格:2700円(税込、送料別)

 

25cmサイズは、

先ほど紹介した30cmサイズ(ワイヤー本数8本)よりも

更に少ない、6本

 

ボウルにセットするとこんな感じ

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「ボウルのふちに泡立て器を立てかけておいたら

泡立て器の柄の重みで、ボウルごと横倒しになる」事件、が、

軽減されるサイズです

↑ コレ、皆さん、経験、無いですか?

私は、あります、何度も・・・・・

 

私はかれこれ10年近くこのホイッパーを使っていますが

樹脂部分の劣化も起きてないですし、

ワイヤーも買った当時のままの形です

ちなみに、泡立て器は、

樹脂部分が劣化し、割れることで不具合が出るか

ワイヤーが歪む・抜けるなどして使えなくなるか、の、

どちらかで使用不可になるケースが多いのです

そういう意味で失敗だったのは柳宗理のホイッパー

ワイヤーの付け根部分のプラスチックが割れて3年持たなかったデス 

 

けれども、

「泡立てる能力も、やっぱり重要!」と、おっしゃる方は

家庭向けのオールマイティーなものの中から選ぶのがベターでしょうか

 

私的には、

Amazon等でレビュー件数が多く高評価の商品を選ぶのが

一番無難かな、と思います

 

例えばこちら↓

 

店頭でもよく見かける、OXOのバルーン・ウィスク

全長約30cmと、大きめで、柄も重そうなのが個人的にはアウトですが

泡立て能力を重視するならこのくらいは仕方ないかな、とも思います 

 

 

ただ、

ぶっちゃけ

「道具の善し悪しは、使ってみないと、わからない」

「万人に具合のよい道具は、存在しない」

というのが

私の持論でして・・・

他人にすすめられたものが必ずしも自分に合うとは限らないわけです

 

買って、使って、

「失敗したぁぁぁぁ!!!」というのも

必要な経験かと・・・

うわぁ、無責任だなー

 

 

さて、

今回登場した我が家のホイッパー君達 

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普段使いは一番手前のマトファー25cm君

大量の生地を相手にする時に頼りになるのが、マトファー30cm君

泡立て用に買ってはみたものの、お蔵入りとなってしまったマポール君

今回撮影のために物置部屋から久々に出て来た、という冷遇っぷり 

ヒデェ ┐( ' д `;)┌ 

 

大きめホイッパーは以上ですが

実は小さめのも合わせると、

我が家には

こんだけあります

 

じゃんっ!

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今回は大きめの泡だて器についてお話しましたが

うちでダントツ出番が多いのは

こちら↓のミニホイッパー

ステン泡立て豆 19cm
価格:453円(税込、送料別)

粉フルイ作業で大活躍!

なんと、我が家は3本体制♪ 

 

いつか、ミニホイッパーについても

語らせてもらいたいな、と思ってます♪

 

《マトファー》ホイッパー【25cm】
価格:2700円(税込、送料別)

でも、とりあえず、

コレは超オススメ!!!