フードプロセッサーで、ロー・マジパン
先日、当ブログで話題にいたしました、
『自家製マジパン騒動』
pour-les-petits.hatenablog.com
その際にご紹介した
兵庫栄養調理製菓専門学校のサイトで見つけた
『ロー・マジパン』レシピを
試してみました
と、言っても、
例によって、例の如く、
レシピそのまんま、ってわけではないんですが・・・・・
元レシピでは、皮つきアーモンドホールを使用し、
茹でて皮を剥くところから作業が始まりますが
めんどくさいので、いやいや、大人の事情で(?)、
アーモンド・パウダーからのスタートに変更
その分、自家製アーモンドペーストでしっとり感を補充
↑皮つきのアーモンドホールをミルサーでペーストにしたものです
フォンダンと水あめ、粉糖の分量はレシピどおりの比率にしましたが
ドイツ流『ロー・マッセ』に仕上げるため
アーモンド:砂糖分を重量比2:1としました
もう、失敗しても、レシピ元の兵庫栄養調理製菓さんには文句を言えないレベル
使用した材料は・・・
アーモンド・パウダー 220g
アーモンド・ペースト 20g
フォンダン 30g
水あめ 20g
粉糖 70g
予想よりもパサパサした感じで
いつまでたっても全体がまとまる気配がなかったので
ラム酒小さじ1を追加し、攪拌した後、終了
手で練って、まとめてみると、
まあ、なんとかマジパンらしい雰囲気になったので
ラップに包んで、休ませることに・・・
見た目的には、結構いいセン行ってるんじゃ、ないの?
と、まあ、こんなものが出来上がったわけですが
ホンモノのマジパン・ローマッセを知らない人間に
ドヤ顔されたくはないですよね、皆さんも。
と、いうことで、
買いました
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味見、してみます
粘土のようなむっちりした質感で
羊羹に似たねっとりとした食感なんですが、
意外にざらつきの残る舌触りをしています
原材料に「アメリカ産アーモンド」と記載されていたので
もっと癖のない味かと思いきや、
結構「異国的なアーモンドの香り」を強く感じました
↑ アーモンドの濃い匂いは、杏仁豆腐の香りに似ています
それに比べると、自家製の方は
食感がなめらかな割にぽろぽろとまとまりがなくて
さらっ、とした舌触り
でも、これは、アーモンドパウダー使用だからかも・・・?
アーモンドの香りも、全然薄いです
↑ ただ、これについては、使用するアーモンドの品種に左右される部分かな、と思います
じゃあ、どっちがおいしいか、という話ですが、
単純に、食べたときの味比べをすると、
アーモンド臭がおだやかな、
自家製の方が、
日本人受けしそうな味をしています
そのまんまでもぱくぱくイケちゃう、
普通においしいペーストが出来上がりました
(;´▽`A``
結局のところ、
「自家製マジパン騒動」は、
やっぱり、「本物」とは、違う。
と、結論したわけですが、
今回の使用目的は
『シュトレンのフィリング 』なので
材料的には遠からず、
また、
「食べておいしい」のであれば、
自家製マジパンでも、十分じゃない?と、
思ったのでした
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120gというと、
中サイズのシュトレン4本分
本物は、なかなか贅沢な素材です・・・・・
自家製、万歳\(;゚∇゚)/