「コロレ」別館

サイト「コロレ」のブログ出張所です

何気ない日々をいろどる、ちいさなニュースを、つぶやいています

「共立て生地」で、ロールケーキ

まだまだ、

暑いですね。

 

気温が高いと、

作れるお菓子も限られます

 

それに、

食べたいお菓子も、

限られる

 

と、いうわけで、

最近、

ロールケーキ作りにはまっています

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ロールケーキは、
生地作りであまり気温の影響を受けないし、

焼き時間が短いし、
なんといっても、冷やして食べられるので!

 

ちなみに、

Maiko史上、

ロールケーキ作りにはまるのは、

おそらくこれで、3度目?4度目?くらい

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ハマる度、増えていったレシピ本
これまでは、その都度挫折してマイブーム終了、を迎えてます

 

私は常々、

ロールケーキの、

シンプルでありながら、完成された、

あの、姿に、あこがれてきました

 

で、

毎回、意を決して、

ピンときたレシピに

チャレンジしてみるんですが

その仕上がりは、

いつも、

なんか、

求めているものと、違う。

 

生地の食感、

なんか、ねっとりしてる・・・

クリームの雰囲気、

なんか、べたっとしてる・・・

巻かれた末の、形・・・・・

なんか、締まりがないし・・・

 

どこを取っても、

「これじゃナイ感」が、満載で・・・ 

 

こう書くと、

ずいぶんとハイレベルなものを

求めているように感じられるかもしれませんが、

私が目指しているロールケーキは、

そんなに特別なものでは、ないんです。

 

スーパーで売ってる、

こういう感じの↓で、いいんです

https://www.yamazakipan.co.jp/brand/04_01/img/h4_pms03.jpg

山崎製パンのプレミアムスイーツシリーズ「生クリームロール」

 

それが、

出来ない。

 

「ナゼだーーーーー!!!!!?????」

 

と、

言う理由が、

今回のチャレンジで、やっと分かりました

 

 

実は、

これまで私が参考にしてきたロールケーキ本は

別立てで作るレシピが多かったので、

何となく別立て生地を試してみることが多かったのですが・・・・・

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ただ、「The sweet trick」小山ロールは、本は買って見たものの
ちょっと敷居が高くて、実は、まだ、チャレンジしていません

 

どうやら、

私の好みは「共立て」で作った生地だったようで・・・・・

 

もちろん、「共立て」の生地にも、

チャレンジしてこなかったわけではないんですが、

きちんとレシピを呑み込めておらず、

失敗続きだったのです 

 

「ロールケーキ用の共立て生地」というのは、

巻くための柔らかさを持たせるためか、

小麦粉の配合量を極端に減らしたレシピが多くて、

いわゆる「スポンジケーキの生地」とはまた別の

コツが必要みたいです

 

その「コツ」が理解できる前の、

私が作る「共立てロールケーキ生地」は、

例えるなら、

こんな感じ↓の、

 

「目の粗いキッチンスポンジ」

見た目のキメが粗く、ぼがっ、としていて、

食感も、ざらざら?だったんですが・・・・・

 

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「コツ」が理解できた最近では、

なんとか、

思い描いていたような生地が

焼けるようになってきました

巻き方や、クリームとのバランス、切り方、などなど
課題は山盛りありますが・・・・・

 

生地のレシピは、

「一流シェフのとっておきロールケーキ」に載っていた

石塚伸吾パティシエの「純生ロール」を参考にしています

 

 

タイトルは「一流シェフのとっておき~」となっていますが、

少なくとも、この、純生ロールに関しては

材料は「卵・砂糖・薄力粉」のみで、とってもシンプル!!!

砂糖分としてトレハロースが使われているところとか、
使用する薄力粉に特宝笠が指定されている点は、

プロっぽいと言えばプロっぽいかな? 

ちなみに私はドルチェで作ってますが、
特に問題は感じていません

 

これだけの材料で、

「あの生地」が焼き上がるなんて、

もう、

ミラクル*:・'゚☆

としか、言いようがない。 

 

それだけに、

コツを外して失敗すると、

ただの、泡立った甘い卵焼きが出来上がってしまう

 ← コレのこと。

  

その、「コツ」に、

気づかせてもらったのが、

こちら↓のブログ記事

nuruilife.exblog.jp

 

エッ!! Σ( ̄Д ̄!) そんなに混ぜるのっ?????

 

そう、

共立てレシピ、最大のポイントは、

卵生地と粉をしっかり混ぜる」

と、いうこと。

ただ、
よく読んだら、

石塚パティシエのレシピにも、
小嶋ルミパティシエのレシピにも、
「しっかり混ぜる」と、書いてあった・・・・・

「しっかり混ぜる」

という言葉から思い描く作業量の、2~3倍の時間をかけて、 

とにかく、きちんと混ぜるのが、ポイントだったようです

 

たったこれだけのことで、

仕上がりが、こうも変わるとは!!!!!

久々に、「お菓子作りの科学」を見せつけられました

オカシノ カミサマ (´- `*).☆.。.:*・゜ アリガトウ

 

ところで、

私が参考にしているレシピ本一流シェフのとっておきロールケーキは、

現在廃版となっていますが、

内容が若干改定されて

一流シェフのロールケーキとして再販されています 

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新しい方を図書館で借りて、中身を確認しました!

 

 

内容の、一番の違いは、

紹介されているレシピが11品から13品に増えたこと、

追加されたのは
稲村省三氏のりんごカラメルロールと
横田秀夫氏の伊予柑ロール 

あとは、細かい点として、

レシピの掲載順序が違うこと、

レシピ説明文章のレイアウトが変わり、若干わかりやすくなったこと・・・

くらいでしょうか?

あと、本のサイズも、少し小さくなっていますね

 

いずれも、レシピ点数は少ないものの、

プロの、自慢のロールケーキレシピとこだわりポイントを学べる点では

とてもおススメのロールケーキ本だと思います

 

 

今回、

またまたロールケーキ作りにハマるにあたり、

「もう、これ以上はレシピ本を増やさない!」という決意を胸に、

図書館で「ロールケーキ本」を借りてきたんですが・・・・・

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この3冊のうち、1day sweets ロールケーキのAtoZは、

共立て・別立て・スフレ生地の製法、

表巻き・裏巻き、中に巻くクリーム、巻き方、etc・・・

それぞれの「違い」を、写真とともに丁寧に説明してある本で、

とても良かったです!

 

応用レシピのバリエーションも豊富で

絶版でなかったら、間違いなく購入していたと思います

決意もむなしく、中古本を買ってしまいそうな予感・・・ 

 

 

 

さて、次回は、

とりあえず、現時点で発見したところの、

「ハゲない、割れない、『共立て・表巻きのコツ』」 

を、書いてみたいと思います

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まだまだ、修業の日々・・・