まだまだ、
暑いですね。
気温が高いと、
作れるお菓子も限られます
それに、
食べたいお菓子も、
限られる
と、いうわけで、
最近、
ロールケーキ作りにはまっています
ロールケーキは、
生地作りであまり気温の影響を受けないし、
焼き時間が短いし、
なんといっても、冷やして食べられるので!
ちなみに、
Maiko史上、
ロールケーキ作りにはまるのは、
おそらくこれで、3度目?4度目?くらい
ハマる度、増えていったレシピ本
これまでは、その都度挫折してマイブーム終了、を迎えてます
私は常々、
ロールケーキの、
シンプルでありながら、完成された、
あの、姿に、あこがれてきました
で、
毎回、意を決して、
ピンときたレシピに
チャレンジしてみるんですが
その仕上がりは、
いつも、
なんか、
求めているものと、違う。
生地の食感、
なんか、ねっとりしてる・・・
クリームの雰囲気、
なんか、べたっとしてる・・・
巻かれた末の、形・・・・・
なんか、締まりがないし・・・
どこを取っても、
「これじゃナイ感」が、満載で・・・
こう書くと、
ずいぶんとハイレベルなものを
求めているように感じられるかもしれませんが、
私が目指しているロールケーキは、
そんなに特別なものでは、ないんです。
スーパーで売ってる、
こういう感じの↓で、いいんです
それが、
出来ない。
「ナゼだーーーーー!!!!!?????」
と、
言う理由が、
今回のチャレンジで、やっと分かりました
実は、
これまで私が参考にしてきたロールケーキ本は
別立てで作るレシピが多かったので、
何となく別立て生地を試してみることが多かったのですが・・・・・
ただ、「The sweet trick」の小山ロールは、本は買って見たものの
ちょっと敷居が高くて、実は、まだ、チャレンジしていません
どうやら、
私の好みは「共立て」で作った生地だったようで・・・・・
もちろん、「共立て」の生地にも、
チャレンジしてこなかったわけではないんですが、
きちんとレシピを呑み込めておらず、
失敗続きだったのです
「ロールケーキ用の共立て生地」というのは、
巻くための柔らかさを持たせるためか、
小麦粉の配合量を極端に減らしたレシピが多くて、
いわゆる「スポンジケーキの生地」とはまた別の
コツが必要みたいです
その「コツ」が理解できる前の、
私が作る「共立てロールケーキ生地」は、
例えるなら、
こんな感じ↓の、
「目の粗いキッチンスポンジ」
見た目のキメが粗く、ぼがっ、としていて、
食感も、ざらざら?だったんですが・・・・・
「コツ」が理解できた最近では、
なんとか、
思い描いていたような生地が
焼けるようになってきました
巻き方や、クリームとのバランス、切り方、などなど
課題は山盛りありますが・・・・・
生地のレシピは、
「一流シェフのとっておきロールケーキ」に載っていた
石塚伸吾パティシエの「純生ロール」を参考にしています
タイトルは「一流シェフのとっておき~」となっていますが、
少なくとも、この、純生ロールに関しては
材料は「卵・砂糖・薄力粉」のみで、とってもシンプル!!!
砂糖分としてトレハロースが使われているところとか、
使用する薄力粉に特宝笠が指定されている点は、
プロっぽいと言えばプロっぽいかな?
ちなみに私はドルチェで作ってますが、
特に問題は感じていません
これだけの材料で、
「あの生地」が焼き上がるなんて、
もう、
ミラクル*:・'゚☆
としか、言いようがない。
それだけに、
コツを外して失敗すると、
ただの、泡立った甘い卵焼きが出来上がってしまう
その、「コツ」に、
気づかせてもらったのが、
こちら↓のブログ記事
エッ!! Σ( ̄Д ̄!) そんなに混ぜるのっ?????
そう、
共立てレシピ、最大のポイントは、
「卵生地と粉をしっかり混ぜる」
と、いうこと。
ただ、
よく読んだら、
石塚パティシエのレシピにも、
小嶋ルミパティシエのレシピにも、
「しっかり混ぜる」と、書いてあった・・・・・
「しっかり混ぜる」
という言葉から思い描く作業量の、2~3倍の時間をかけて、
とにかく、きちんと混ぜるのが、ポイントだったようです
たったこれだけのことで、
仕上がりが、こうも変わるとは!!!!!
久々に、「お菓子作りの科学」を見せつけられました
オカシノ カミサマ (´- `*).☆.。.:*・゜ アリガトウ
ところで、
私が参考にしているレシピ本「一流シェフのとっておきロールケーキ」は、
現在廃版となっていますが、
内容が若干改定されて
「一流シェフのロールケーキ」として再販されています
新しい方を図書館で借りて、中身を確認しました!
内容の、一番の違いは、
紹介されているレシピが11品から13品に増えたこと、
追加されたのは
稲村省三氏のりんごカラメルロールと
横田秀夫氏の伊予柑ロール
あとは、細かい点として、
レシピの掲載順序が違うこと、
レシピ説明文章のレイアウトが変わり、若干わかりやすくなったこと・・・
くらいでしょうか?
あと、本のサイズも、少し小さくなっていますね
いずれも、レシピ点数は少ないものの、
プロの、自慢のロールケーキレシピとこだわりポイントを学べる点では
とてもおススメのロールケーキ本だと思います
今回、
またまたロールケーキ作りにハマるにあたり、
「もう、これ以上はレシピ本を増やさない!」という決意を胸に、
図書館で「ロールケーキ本」を借りてきたんですが・・・・・
この3冊のうち、「1day sweets ロールケーキのAtoZ」は、
共立て・別立て・スフレ生地の製法、
表巻き・裏巻き、中に巻くクリーム、巻き方、etc・・・
それぞれの「違い」を、写真とともに丁寧に説明してある本で、
とても良かったです!
応用レシピのバリエーションも豊富で
絶版でなかったら、間違いなく購入していたと思います
決意もむなしく、中古本を買ってしまいそうな予感・・・
さて、次回は、
とりあえず、現時点で発見したところの、
「ハゲない、割れない、『共立て・表巻きのコツ』」
を、書いてみたいと思います
まだまだ、修業の日々・・・