こんなものを、手に入れちゃいました
Cottaさんのオリジナル、シリコン製シャブロン♪
「シャブロン」とは、生地を刷り込んで型取りをする道具のことです
Cottaさんでは「ラングドシャプレート」という商品名になっていますね
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この他、ハート型もあります
これで、
ラング・ド・シャを作りました
何度か作って、わかったことですが、
『ラング・ド・シャ』は、工程を変えることで食感がずいぶん変わります
基本になるレシピは、
バター:粉砂糖:卵白:薄力粉が、1:1:1:1となっていて、
これをバターから順番に混ぜ合わせていく、という
シンプルなものなんですが、
その通りに作ると、
テカっ、ガリっ、とした卵白の存在感強めの仕上がりになります
そういうのがお好みの方も、
もちろんいらっしゃるとは思うんですが
わたし的に『ラング・ド・シャ』というと、
「白い恋人」とか、「ヨックモックのシガール」的な、
ふわっ、サクッ、としたイメージ。
どうしたもんかといろいろ探していましたらば・・・・・
見つけました、
そういうレシピ。
その名も、白い恋人風!!!
「ふわっ!、サクッ!」に仕上げるためのポイントは、
卵白を泡立てて、メレンゲにしてから、バターと合わせる
ことだったようです
私は、更に、
半量の粉糖を加えたバターも泡立て、ホイップバターにして・・・・・
もちろん、卵白もしっかり泡立てて・・・・・
レシピの指示どおり残りの材料を混ぜ合わせ・・・
シャブロンで型抜きして・・・
焼成しました
元レシピでは、シャブロンではなく口金で絞り出しています
その方が少し厚みのあるふわっとした、
より、「白い恋人」に近い仕上がりになりそうです
ただ、そうすると、二枚ひと組で仕上げる際に
大きさが揃いづらいというデメリットもあるので、
私はシャブロンを使用しました
焼き上がりはかなり薄めのクッキーになりますが、
チョコをサンドすれば、まあ、ちょうどよいかな?と。
Cottaさんのシャブロンが、あと0.5mm厚ければカンペキなのに!!とは、思う。
フチにだけ焼き色のついた、ラング・ド・シャらしい仕上がりにするには
下火を抑えつつ、高温でさっと焼き上げるのがポイントかなと思います
なので、レシピでは180度指定でしたが、私は200度で焼成しました
元レシピは絞り出しで厚みがあるので、180度でちょうど良いのだと思います
下火を抑える方法としては、シルパットを使うと良いみたいなんですが、
もっていない私は、テフロンシートの下にシルパンを敷いて対策をしています
ちなみに、穴が開いているメッシュ状のオーブンシートがシルパン
穴の開いていないグラスファイバー入りのシリコンオーブンシートがシルパット
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あと、クオカのレシピの分量ですと、
結構アーモンド・パウダーの風味を感じる仕上がりになります
レシピ通りに作ってみたところ、
わたしのイメージとはちょっと違っていたので、
材料中のアーモンド・パウダーを半量に減らし、
その分、薄力粉を増やしました
具体的にはアーモンド・パウダー20gを10gに、薄力粉50gを55gに変更
完全に、好みの問題ですが。
肝心の仕上がりですが、、、
写真を見てもお分かりの通り、、、
結構、泡が入っています
サンドしたチョコが透けて見えている部分が、「泡」
生地肌をきれいに見せたいならば、
バターの泡立て工程はいらないかも?とか、思わなくもないです、、、
ところで、卵白をメレンゲにすると、
「メレンゲの泡が潰れちゃったら、失敗?????」
とか、生地の扱いに妙に慎重になってしまいがちですが、
卵白をメレンゲにする理由は、気泡を作ることではなく、
「卵白のコシを完全に切る」
ということにありそうなので、
泡がつぶれちゃう、とか、気にせず、
きちんと生地を混ぜ合わせる方が良さそうです
さて、
今回の試作品を差し上げた方々から、
「ラング・ド・シャ作れるの???すごすぎー!!」
と、絶賛する言葉を、いつもの数倍いただきました
なんか、ほめてもらえるお菓子みたいです。
どっちかというと、簡単な部類のお菓子なんですけどね。。。道具さえあれば。。。