栗仕事、三種の神器 ~ 渋皮煮作りに便利な道具 ~
栗仕事、というより、渋皮煮仕事か・・・?
私の渋皮煮作りに
絶対に欠かせない三種の神器が、
こちら↓
まず、栗の皮むきですが
渋皮までむいてしまうなら、こちらの方↓が便利です
諏訪田製作所の傑作「栗くり坊主」
私はこちらの先代 を愛用しています
この、「栗くり坊主」は、とても素晴らしい道具なんですが
鬼皮をむく際に、渋皮まで傷つけてしまう事故がよく起こるんです
その点、「下村工業の栗の皮むき」ですと、
確実に鬼皮のみをはぎとることができるので、おススメです
その形状はこのようになってます
使うときは、こんな感じです
最後は爪ではぐ方が、確実かつ、きれいに行きます
こうやって
丁寧に向いているつもりでも・・・・・
渋皮までやっちゃうことがあります
このくらいは気にしない、と言う方もいらっしゃいますが
ここから煮崩れてしまったり、煮汁が濁って腐りやすくなったりするので
私は少しでも渋皮に傷の付いたものは、使っていません
渋皮に傷のついたものや、一部に虫食いがあったもの、
作業中に水に浮いていたもの、若干匂いのあるもの、
渋皮が一部黒ずんでいたり、アヤシイ見かけのものは
渋皮もむいて、栗ごはん用にまわしています
渋皮の中身は確認できないので、ビミョウなものは使わないのが、吉
ちなみに
明らかに臭いのあるものや、カビが生えているもの
触った感じがやわらかいものは、完全にアウトです
アマゾンですと、ちょっと値が上がりますが
2000円購入で配送無料になるようです(2016.9月末現在)
普通のお店ではあまり取り扱っていないようですが、
「燕三条金物道具市」みたいな、スーパーの催事で
見かけたことがあります
さて、
鬼皮をむき終わったら、
重層水で煮て、筋を取っていくわけですが、
この時に便利なのが、
コレ↓
これを使って、やさし~く、洗ってあげるのです♪
ごしごしやってはダメですよ
渋皮がすりむけちゃいますから
あと、渋皮煮作りでは、茹でこぼす作業を何度も繰り返しますが
その際にザルとかに栗をざば~っとあけたりするのもNGです
渋皮が破れます
湯を変える、その都度、
栗をやさしく引き揚げます
その時に便利なのが、
お玉と違って、水が切れる
あく取りと違って、網でなくワイヤーなので
取り除いた渋皮が目詰まりしにくい、
柔軟性があるので素材へのあたりが柔らかく、渋皮を傷つけにくい、
と、いいとこ満載の超おススメ便利道具です
パン作りではベーグルのケトリング(下ゆで作業)にも大活躍!
鍋料理をするときに具だけ取れるのもなにげに便利♪
これらの道具に助けられ、
せっせと、渋皮煮作りにはげむ日々を、送っています・・・♪
うっとり・・・・・