『シャカシャカクッキー』に、挑戦
『シャカシャカクッキー』とやらを、
ご存知ですか
こんなのです↓
今、一部で、
すっごく流行ってるらしいですよ
でも、上の記事が2017年3月のものなので、
ぶっちゃけ、もう、流行りは過ぎているかもしれない・・・・・
この、シャカシャカクッキーを、
バレンタインの友チョコ用に、作ってみることになりました
使用したのは、 貝印のシャカシャカ・クッキー型、二種類
最近よく見かける、貝印とクックパッドとのコラボ商品
クックパッドに公式レシピがあります
アレンジが楽しい シャカシャカクッキー by 貝印(KAI)
2018年2月12日(月曜日・振替休日)
- 午前10時、作業開始
クッキー生地は前日までに仕込んでおいたので、
当日は型抜きから・・・・・
まずは、外側の抜き型で型抜きして・・・・・
内側の型を押し付けて模様をつけつつ・・・
クッキーを抜いていきます
この後、内側の型を押し抜けば、わりと奇麗に外型から外れます
問題は、模様付け用の内型から生地を外す時で、
型に打ち粉がしっかり付いていなかったり、
クッキー生地がゆるい状態だったりすると、
上手く生地が離れず、全体の形が歪んでしまったりします
ここで『抜き型どおりの整った形に仕上がっている』というのは
シャカシャカクッキーを作る上での重要なポイント!!
クッキーが歪んでいたら、
重ねたときに窓部分がずれてしまいます
キレイに仕上げるコツは
* クッキー生地はできるだけ硬い状態で作業すること!
(生地が軟らかい場合は、冷凍庫で少し固めてから作業するのがおすすめ)
* クッキー生地&抜き型、双方に打ち粉をしっかりまぶしておくこと!
ちなみに、
今回使用した貝印のシャカシャカ型の、
型抜き難易度は
クマ(大口)⇒ クマ(ハート抱っこ)⇒ 手鏡 ⇒ 砂時計
の順でした
特に砂時計は、中央の窓部分が大きくて、全体が歪みやすい上に
内型にも全体に模様が入っていて生地が張り付きやすく
なかなか抜くのが難しかったです
- 午後0時、焼成開始
子どもたちがお昼ご飯を食べている間、
母は、せっせと、クッキーの焼成。
余談ですが、
今回のように、打ち粉をたっぷり使うクッキー生地では、
焼成する少し前に全体に霧を吹きかけ、打ち粉を糊状にしておくと、
焼き色がクリアーになり、
打ち粉のざらざら感が解消されるので食べた時の舌触りも良くなります
弓田亨大先生の著書からの受け売り。
さて、
焼成完了
- 午後2時、チョコペンにてデコレーション
この作業の写真は撮り忘れ
季節柄、チョコペンの先が固まりやすく、
作業は困難を極めました・・・・・
今回発見した裏ワザですが、
固まったチョコペンの先は、ドライヤーで溶かすのがおすすめです!!
ってことで、私は、ずーっとドライヤー係をやってました
- 午後4時、飴掛け作業
飴部分には、湿気にくいと評判の、
パラチニットを使用しました
「市販の飴でやると、湿気易くて厄介!」
ということを、ステンドグラスクッキーで経験済みだったため、
今回は迷わず、パラチニットを購入。
溶かした飴を、100均のお弁当用シリコンカップに取り分け、
クッキーの窓部分に流し込みます
小鍋から直接クッキーに流し込むのは
量の加減とか、大人でも少しむずかしい作業だと感じたのですが、
このやり方だと、小学4年生の子供でも上手にできました
ただ、
シリコンカップはもう少し大きめの方がよかった、
というのが反省点
シリコンカップに残った飴は、
冷えて固まればポロンととれるので、
鍋に戻して再加熱⇒再利用、を繰り返せます
ただし、パラチニットは何度も再加熱を繰り返すうち、
だんだん茶色味を帯びてきました
パラチニットは少量ずつ溶かしながら作業するのがおすすめです
ところで、飴掛けは、
クッキーの裏面(焼成時に天盤側になる方)を下にして行います
おもて面を下にして飴掛けすると、飴がクッキー側に流れ出る可能性があります
シャカシャカクッキーの構造上、上記のことに留意しつつ、
シャカシャカ・スペースを確保しなければなりませんが、
それにはいくつかの方法があります
私が見たのは、以下の二つ
- クッキーを3枚ひと組とし、真ん中のクッキーでシャカシャカスペースを作る
⇒ 両面をクッキーのおもて側にできる反面、仕上がりが分厚くなる
- クッキーを2枚ひと組とし、一枚目のクッキーの裏側と、二枚目のクッキーのおもて側をくっつける(二枚目のクッキーのくぼみ部分がシャカシャカ・スペースとなる)
⇒ 仕上がりは薄くなるが、おもて面は片側のみとなり、シャカシャカ・スペースもやや少なめになる
今回は、
「両方おもて側にしたい!」
「でも、たくさん作りたいので、二枚ひと組で仕上げたい!」
という、子どものわがままにつきあい、
第三の方法を考えました
それが、こちら↓
アルミホイルを窓部分に押し込み、
ややドーム型のふくらみをつけた状態で飴掛けしてやる、という方法
出来上がりは、こんな感じ
ちょっと、クリスタルっぽい雰囲気がでて、
個人的には気に入ってます
ただし、まれに飴がアルミホイルのシワを噛むことがあるので、
ホイルを外す際にはよくよく注視する必要アリ
- 午後5時30分、仕上げ作業
シャカシャカ・スペースにデコ素材を置き、
クッキー2枚でサンドします
今回はミルクチョコレートで。
更なるシャカシャカ・スペース確保のため、
チョコレートはたっぷり目に乗せました
そのチョコレートがはみ出さないよう、
もう一枚のクッキーは、やや時間をおいてから、
そっと置くような感じで乗せて、仕上げました
作業後は、夕食がすむ頃まで、我が家の一番寒い部屋にて一時保存。
チョコが固まるのを待ちます
- 午後8時、ラッピング作業
出来上がったクッキーを、ひとつひとつ、
乾燥材と共に袋詰めして、作業終了
今回、包材にはオーピーパックT-08を、
乾燥材には4×6cmのシート乾燥剤を使用しました
ラッピングまで全部済んだのは、午後の9時過ぎ・・・・・
結局まるまる一日、かかりました
大人ひとりでやれば半日作業で済むとは思いますが・・・・・
工程が多く、私はかなり疲れたんですけども、
作業内容が多様なので、工作好きの子どもたちは楽しんでくれた様子
さらに、
出来上がったクッキーを初シャカシャカしたときの
彼女たちの喜ぶ顔を見たらば、疲れも吹っ飛ぶってもんです
ぶっちゃけ、クッキー部分は食べづらいし、
パラチニットはあまり美味しいもんでもないんですが、
見た目のインパクトと遊び心のあるクッキーは、
お友達の間でもかなりウケたみたい
少なくとも、私も周りには
シャカシャカクッキーを知っている人がおらず・・・・・
飴がすぐに湿気てしまうので、撮影も袋詰めのまま・・・・・
気軽にシャカシャカクッキーにチャレンジできる
おすすめです!
特に、クマが♪