『ナチュラルキッチン』さんの、オレンジ・ピール
先日ご紹介した、
pour-les-petits.hatenablog.com
レーズンはすっごくおススメだと思ったんですが、
ついで買いした商品の中には、思わず、
怒りの☆1レビューを送り付けたくなるような
微妙な商品もありました
それが、
コレ↓
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商品写真では、瑞々しい感じに写ってますが
現物はガシガシのスッカスカでした
商品名が『オレンジピール 6mm ダイスカット』なんですけども、
実物は、ワタと思わしき部分がかなり分厚くて、
まさに、『ダイス』
柑橘ピールのシロップ漬け特有の
むっちりした噛みごたえは無く、
口の中でぼろぼろと崩れるような食感は、
もう、
不愉快でしかなかったです
しかも、
味がないので、食べるのが苦痛なレベル
ちなみに、オレンジ・レモン共に、同じ感想
これはさぞかし、
商品レビューで酷評されていることだろう、と、思いきや
意外に高評価で・・・拍子ぬけしました・・・
好みは、ホント、それぞれですね・・・・・
ただ、私と同じ感想をお持ちの方もいらっしゃるようで
ちょっと、安心した次第
【楽天市場】購入者さんのレビュー・口コミ;レモンピール 6mmダイスカット 250g
この方↑のレビューに、激しく賛同
ただ、私は、
『 こだわり食材 572310.com 』さんで取り扱いのピール類のうち、
一番安価なものを今回購入してますので、
銘柄が違えば、感想もまた、変わるかもしれません
ちなみに、
今回、私が購入した、オランダ産オレンジピール以外では
こんな商品↓の取り扱いがあります
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イタリアで有機栽培されたバレンシア種とワシントン種のオレンジの皮をベースに、
全て有機の原料で作られたオレンジピール
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完熟したバレンシアオレンジをじっくりと時間をかけて砂糖に漬け込みました
漂白剤、保存料、着色料、ポストハーベスト農薬は一切使用しておりません
とのこと、
「ウメハラ」の漬け込みフルーツは、製菓材料として、人気の商品みたいで、
高評価のレビューをしばしば目にします
この2商品に関しては、
お値段が高いということを除けば、
特筆すべき低評価が付いていないので、
今回のものほどひどいお味でもないのかもしれません
ただ、まあ、ちょっと、
こちらのお店でこのレベルなら、他店に期待もできそうにないし、
市販品に多くを望むくらいなら、
自分で、自分好みに作ってみるほうが
はやいんじゃね?
と、いう顛末をたどり、
自家製柑橘ピールに挑戦することに、思い至りました
そこで、この記事↓につながります
pour-les-petits.hatenablog.com
この時はレモンピールを作る話でしたが、
その前後で、オレンジピールにもチャレンジしてました
お菓子のレシピにしばしば登場する、
『オレンジピール』
手作りする場合にも、何となく、
バレンシア・オレンジで作らないといけないイメージがあったんですが
国産の柑橘類でも美味しく作れることが分かりました
特に、春柑橘は、種類も豊富
お好みに応じて、選び放題
手作りの柑橘ピールは、
もちろん、そのままで食べても美味しいんですが、
お菓子作りに使った場合、
他の材料になじむ懐の広さがあって、すごくいい感じです
今年のシュトレン作りがさらにグレードUPしそうな予感♪
こういう、
「作る喜びに目覚めさせてくれた」、
と言う意味では
ナチュラルキッチンさんに、感謝かな・・・?
(;^_^A
反面教師的な意味で。
ちなみに、前述のオレンジ&レモンピールは、
我が家での出番があり得ない状況になったので、
知り合いが多い、義母経由で、
興味のある方に渡していただくことになりました
商品レビューを見る限り、
人の好みは、それぞれのようなので・・・?
体のいい、言い訳ですが・・・
粉に砂糖ドットコム・・・・・
レーズンは、おいしかったです
でも、
オレンジピールは、もう買わない。
ロミアス生地を、型抜きしたら・・・
卵白が余り気味だったので、
ロミアス用のクッキー生地を作りました
レシピは、こちら ⇒ 「ロミアス」、という名の、お菓子の話 - 「コロレ」別館
で、今回は、
何となく魔がさして、
型抜きで仕上げてみることに・・・
本来、ロミアスはサルタン口金で絞り出して仕上げます
ロミアスについては過去に何度か話題にしていますので、こちら↓もぜひどうぞ!
上の写真では、
何となく、順調に
作業が進行しているように、見えるかもしれませんが
実際は、
も・の・す・ご・く・!!
大変でした。
口金で絞り出すことを前提としたロミアスのクッキー生地は、
バターの配合量が多くて、
クリームと呼んでもいいくらい、やわらかい仕上がり
型抜きするために、
冷蔵庫でバターを冷やし固めて作業をするのですが、
これが、あっという間に、
くてんくてんのやわらかい生地に戻ってしまうため
結局、冷蔵庫では間に合わず、
冷凍庫と作業台との往復に・・・
上の写真にも写っている通り、
作業は、ひっくり返したアルミバット上で行っています
バットの下には、
超強力保冷剤『氷点下パック』をセットしてあるにもかかわらず、
上記のような、苦戦を強いられる結果に・・・・・
室温が25度だった、と言うのが、最大の敗因かも・・・・・
それでも、まあ、
冷凍庫で固めれば、
型抜き作業自体は出来たんですが、
やり終えるまでには、思いのほか、時間がかかりました
焼成に際しては、
これだけやわらかい生地だと、
シルパンのメッシュに生地が入り込む可能性大だったので、
オーブンシート上で焼きました
上の写真のような、普通のクッキー生地なら、
シルパン上で焼く方が底に空気が入らず、まっすぐに仕上がるのでおススメです
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焼いてみたらば、案の定、
若干、中央が浮き気味に、反った焼き上がりになったので、
生地が熱く、軟らかいうちに、すこし木片で押さえてみました
効果のほどは、微妙でしたが・・・やらないよりは、ましだったかな?と。
この後、二枚ひと組で、
プラリネチョコをサンド。
チョコサンドクッキーの、出来上がり。
で、肝心の写真を撮り忘れるという・・・
さて、今回のテーマ、
『ロミアス生地を、型抜きで仕上げる』
ですが、
わたし的には、おススメしません。
作業進行上の不都合もさることながら、
ロミアスクッキー生地の美味しさが、
型抜きでは生かせない感じがしました
ところで、
馬嶋屋さんの新入荷商品で、
こんなものを見つけました
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サルタン口金が、
1,274円?!
しかも!ステンレス製!!
事件ですよ、これは!!!
やー、最近の馬嶋屋さんの新入荷商品は
めちゃくちゃ攻めてる感じで、
毎回チェックするのが楽しみです♪
5カ月越しの、シュトレン
5月14日の、母の日に、
昨年12月に作ったシュトレンの
最後の一本を、切りました
自宅用に、取り置きしてあったんですが、
何となく、切る機会を逃したまま、
クリスマス・シーズンが、終了。
そのままずるずると、年を越しそうになったため、
プレスンシールできっちり密封した後、
冷暗所にて、熟成させることに、したものです
忘れ去られていた、とも、言う。
シュトレンは、特に、年配のご婦人方に、
非常に受けの良いお菓子のようで、
実母・義母ともに、シーズンOFFにもリクエストされるほど
しかしながら、
クリスマス時期以外には全く作る気にならない不思議。
良いチャンスなので、
この機会に、カットして、
両家の母たちに、プレゼントすることにしました
まずは、粉糖で、お化粧直し
そして、カット
あ、ドライフルーツがだいぶ片寄ってますね・・・・・
真ん中に巻き込んだマジパンが、
いい感じの餡子になってます♪
ちなみに、若いシュトレンには、
マジパンの粉っぽさが残っています
こちらは↑ピスタチオのマジパンを巻き込んだシュトレン
作って、わりとすぐにカットしたもの
まわりの濃い緑がなじんで餡子状になったマジパンで、
中ほどは、まだ、そのままの状態です
残った端っこを食べてみましたが・・・・・
「味がなじむ」の域を通り越して、
パサパサ?もそもそ?に、なってました
そこで、
オーブントースターで焼き直し
そしたら!
めちゃくちゃおいしかったですっ!!!
端っこのほんのひと欠片でしたけど・・・
今回の熟成シュトレンは、
普通に粉糖をまぶして仕上げた物を、
何となく長期保存コース送りにしちゃったものでしたが・・・
ご覧の通り、
生地の水分を砂糖が吸い出してしまった感があるので、
その分、生地が乾いてしまってるのではないかと・・・
次回、長期保存するものは、
化粧仕上げをせず、作ったらすぐに、密封してみようと思います
さて、
今回のラッピングでは、
アルコール揮散剤なるものを使用してみました
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「一般家庭で個人が使用する」という意味では
気休め程度で使うのが無難かとは思いますが、
脱酸素剤と比べると、
なかなか使いやすくて気に入っています
ガスバリア袋でなくて良い、作業時間の制限が長い、等々
詳しい解説は、こちら⇒ アルベール(アルコール揮散剤)|商品紹介 | 鳥繁産業
ただ、
お菓子に密着させて使用すると、
アルコール成分がかなり強く移るように感じました
そのまま食べると、敏感な人は酔っぱらうかも・・・?!
今回は、シュトレンやミニタルトなど、
焼き直して食べてもらうことを前提としたお菓子に使用したので
気前よくぶっ込みましたが・・・・・
そのまま食べるお菓子、
例えば、マドレーヌやフィナンシエなどに使用する際は
じかに触れないように、封入方法を考えるか、
使用量を加減するか・・・
趣味の手作りお菓子の場合、
何週間も日持ちさせることを前提にはしていないので・・・
何か対策をした方がよさそうです
母の日に、プレゼント。
喜んでもらえたようで、
よかったです